絶対に関与してはいけない違法業者
■ヤミ金とは
一部の貸金業者の中には、いわゆる「ヤミ金」と呼ばれる業者がいます。
基本的には都道府県知事に貸金業の登録を行っていない業者を指しますが、登録業者であっても次のような行為を行う場合、ヤミ金として処罰対象になります。
①登録の有無を確認する
貸金業者(消費者金融や銀行)は、金融庁および都道府県への登録が義務付けられています。
登録番号が表示されていない、または検索しても出てこない場合は、ヤミ金の可能性があります。
➁金利が法定上限を超えていないか確認する
法律上の上限を超える高金利で貸付を行う 年利29.2%を超える超高金利での融資を行います。
上限を超える金利(トイチ・トサンなど)を提示する業者は、ヤミ金である可能性が高いです。
③連絡先や会社情報の信頼性をチェックする
連絡先が携帯番号のみだったり、会社の住所や代表者名が記載されていなかったりする場合や、
メールアドレスがフリーメール(例:@gmail.com、@yahoo.co.jp)の場合、これらはヤミ金業者によく見られる特徴です。
④借り手の条件が異常に緩い
ブラックリスト登録者や無職、生活保護受給者でも「誰でも融資可」とアピールしている業者や、審査なし、来店不要、即日融資、24時間対応などの甘い言葉を並べている場合は要注意です。
⑤専門機関のサイトで業者名・電話番号を検索する
金融庁の「登録貸金業者情報検索」や、日本貸金業協会の「悪質業者リスト検索」、
地方自治体や消費生活センターのウェブサイトで、該当業者が登録されていないか、悪質業者として情報が提供されていないか確認しましょう。
【ヤミ金と関わってしまった場合】
それでもヤミ金が存在するのは、生活や返済に困り、借金をしてしまう人がいるからです。
ヤミ金側はその弱みに付け込み、脅迫的に返済を迫ったり、中には裏社会とつながる極めて悪質な業者もいます。
もし、ヤミ金からお金を借りてしまった場合は、すぐに弁護士に相談してください。
弁護士に依頼すると、
・違法な取立ての即時停止
・業者への異議申立て・内容証明郵便の送付
・不当利得返還請求など根本解決手続き
が可能です。着手金のみで取立てを即日ストップし、以後の連絡は全て弁護士を窓口にできるため非常に安心です。
